2025年10月20日（月）、市営高山団地集会所にて、「つばめプロジェクト」が運営する「突然の災害に備える防災対策講座」に参加しました。

本イベントは、「集いの場」と「移動手段」の一体的な提供によって、地域住民の健康寿命を延伸することを目指す取り組み「つばめプロジェクト」の一環であり、「集いの場」となるイベントのひとつとなっています。参加者は、イベントを通じて健康的な生活を送るためのヒントを得て、日々の生活に役立てることができます。

地域の医療関係者や包括支援センターから構成される「つばめフレンズ」という団体がイベントの企画と運営を行っています。

―運営概念図―

「つばめフレンズ」のメンバーで、防災士の資格をもつKTグループの渡部さんによる防災に関する講座とクイズ、損保ジャパンの小川さんによるポンチョの工作、そして非常食のひとつとして「えいようかん」の試食が行われました。

渡部さんからは、古い木造の脆弱性、ハザードマップの見方、警報や警戒情報の種類など、地震と雨への対策と必要な知識についてのレクチャーが行われました。災害に関するクイズでは意外な答えもあり、参加者は解説に耳を傾けていました。




小川さんからは、ポリ袋をつかったポンチョの工作ワークショップが行われました。非常時は傘をさして移動するのに危険が伴うということで、ポンチョを用意しておくことは重要だそうです。３人でひとつのポンチョをつくり、皆さん試しに羽織っていました。一度覚えておくといざというときに役立つ可能性があります。

―工作の様子―

クイズで非常食の重要性や備蓄しておくべき量を確認したので、最後に非常食の試食を行いました。「えいようかん」という、長期保存可能な羊羹です。保存性と引き換えに味が落ちやすい非常食ですが、「えいようかん」は参加者からもおいしいという評価が多く、きちんとカロリーも摂取できるので買っておこうという意見が多く出ました。
防災に関する知識はもちろん、実践的な内容も多かったために、すぐに実生活に活かせる点が多く、非常に学びのある内容でした。

―試食の様子―

2025.10.22　　文責：今福
【写真：今福撮影】